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建替え前の家は、立派な門構えを持つ江戸時代に建てられた家でした。先祖から代々受け継がれてきた建物を私の代で潰してしまうのには大変抵抗がありましたが、これだけの建物を今後も維持し続けていくには、今や数少なくなってしまった腕の良い大工の手間や木材の調達など大変な費用がかかるため、思い切って建替えを決断しました。
建て替えにあたっては、裏に買い増した土地と合わせて自宅併用のマンション建築を考え、数社にプランを出してもらいました。しかし、これだけ由緒ある家を建替えるとなると建物の質にこだわらざるを得なく、「これだ!」という建物が見つからず悩んでいました。結局、家族だけでは判断がつかないので、別に所有する物件の賃貸管理をお願いしているアパマンショップ塚本駅前店にアドバイスをもらいに行ったところ、そこで紹介されたのが“煉瓦の家”でした。“煉瓦の家”については全く知識がなかったのですが、一目見た瞬間に“本物の煉瓦”のもたらす独特の重厚な雰囲気が気に入り、「これなら先祖代々の屋敷を建替えるにふさわしいし、息子の代へも安心して譲れる建物だ!」と直感しました。
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■オーナー様 |
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■エレベーターホール

■室内
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他の建物の管理をアパマンショップ塚本店に任せていますが、日頃のしっかりした管理ぶりに全幅の信頼を置いているので、賃貸スペースの設計については賃貸のプロであるアパマンショップにお任せすることにしました。塚本店では、周辺地域は広めの1LDK・2LDKの方が1ルームよりも家賃・入居率とも高いというデータを持っており、2LDK×3戸・2DK×1戸・1LDK×14戸というプランを立案しました。実際に募集を開始してみると、あっという間に満室へつながり、やはりアパマンショップに頼んで良かったなと実感しました。
設備は、特別なものは導入せず、シンプルで入居者の使いやすいもの、飽きのこないものを選びました。むしろ、将来いつでも更新できる設備よりも、建物にとって本質的な設計上の暮らし易さ・使い勝手の良さに力を注ぎました。具体的には、実質的な生活空間を確保するための収納スペースの確保、居室内が広々と見えるBOX式引き戸、3階の勾配天井をぎりぎりまで有効利用し空間的な広さを感じさせるロフト、南面の窓先の圧迫感を無くした広めのバルコニーといったものを採用しました。
しかし、やはり一番気になったのは外観のデザインです。由緒ある屋敷の建て替えで、悩み抜いた末に“煉瓦の家”を選んだという経緯もあり、外観デザインには工夫をこらしました。幅が40m近くにもなる建物なので、単調なデザインでは煉瓦の良さを生かし切れないどころか、倉庫みたいにしか見えなくなってしまうので、煉瓦とガラス窓の異質な素材感にインナーバルコニーの陰影をリズミカルに組み合わせたシャープなデザインに仕上げました。このデザインは、ご近所の皆様からも「鉄筋の大きな建物だけど周りの家並みと大きな違和感がない」と大変好評です。これには、自然な色合いの“本物の煉瓦”を使った効果が大きかったと感じます。
建物の顔にあたるエントランスでは、丁度ドアのところに梁が来るので規格のものが入らなかったため、特注で煉瓦にマッチする緑色のドアを入れ、床には御影石を貼り、壁面はモザイクタイルで仕上げて建物の美観の向上に努めました。 |
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■煉瓦 |
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先祖が代々守ってきた家に変なものを建ててはいけないという気持ちが強かったのですが、重厚な“煉瓦の家”の出来栄えに大いに満足しています。新築物件でも空室の目立つ大阪で、相場を上回る家賃設定で満室スタートできたのも“煉瓦の家”のおかげだと思います。“煉瓦の家”のおかげで先祖に対して恥ずかしくない建物を建てることができました。良いものを建てて、ローンを返せて、おまけに生活費まで入るわけですから“煉瓦の家”でマンションを建てて本当に良かったと家族皆で喜んでいます。
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